針ﾉ木岳をバックに黒部湖。
左の尾根は東一の越。

獅子岳から見た鬼岳。

後方の雄山、龍王岳と重なって高低差のあるダイナミックな光景が広がります。

獅子岳から見下ろした立山カルデラ。

浄土山から弥陀ヶ原に続く火山が崩れ去った跡が一望。

獅子岳から見下ろす五色ヶ原。

ここから下り。

近くに見えて思わず「ホッ」としますが、ここから意外に長い。

風化した岩が谷に広がるザラ峠。

佐々成政の「冬のさらさら越え」伝説の場所。

織田家家臣として、柴田勝家、前田利家らと北陸に攻めこみ越中を得た佐々成政は、やがて羽柴秀吉と敵対することに。

秀吉に対抗するため、同じく敵対して三河に居る徳川家康に会うため、真冬にこの谷を登り、黒部湖を経て針ノ木岳を越えて家康に会い、再びこの路を戻ってきたと伝わる。

獅子岳を下から見上げる。

ザラ峠を過ぎると五色ヶ原山莊や、さらにその先へと木道が続きます。